分からないものに出会った時
勉強をしていると、分からないことに出会うことは多々あると思います。
何度解説を読んでも理解できない…
そんな経験、皆様にもおありでしょう。
私は、かつてCCNAの学習をしていた時、どうしてもGREを理解することができませんでした。
その後、ネスペの学習をしていく中でVPNの仕組み、カプセル化の仕組みを理解するようになりました。
そうすると、当時は読んでもちんぷんかんぷんだったGREの解説が理解できるようになっていました。
私は、分からないには2つの要因があると思います思います。
1つ目は、
「前提知識が不足している」
ということでしょう。
足し算、引き算がままならないのに因数分解の解説をされてもさっぱりでしょう。
暗号化の仕組みを知らないのに公開鍵だの証明書だの言われてもちんぷんかんぷんでしょう。
2つ目は、
「解説が分かりにくい」
ということです。
IT技術書には様々な種類がありますが、書籍によって解説、説明の仕方は様々です。
私も、ある書籍では理解できなかったことが別の書籍ではすんなり理解できた…という経験は多々あります。
では、分からないことに出会った時、どうすべきなのか…
もちろん、ある程度は理解しようと努力することは前提として、それでも分からないのであれば
思い切って、そこはとばす。
そんなことで良いの?と思われるかも知れませんが、これは仕方ないです。
前提知識が無いのに、理解できるわけがありません。
分かりにくい説明を、何度読んでも理解できるわけがありません。
分からないなら、なぜ分からないのかを明らかにしましょう。
説明の言葉の意味が分からないのなら、まずはそれを理解しましょう。
言葉の意味は分かるけど、結局何言ってんの?なら解説が悪いです。
分からないものにぶつかった時に、適切なアプローチを取れるようにしたいものです。
情報処理試験まで後91日…