秋の情報処理試験まで毎日何か書く(2018)

秋の情報処理試験まで毎日何か書く。

ネスペ試験はなぜを突き詰める問題

ネスペ試験は、知識丸暗記だけでは合格が難しい試験です。


プロトコルの挙動や、最新技術の理解だけではなく、「なぜ?」「どうして?」「どのように?」を突き詰めることが大切です。


例えば、httpとhttpsはどちらが安全な通信が可能か…と言う問いに対してhttpsだと答えられる方は多いと思います。


では、なぜhttpsはより安全なのでしょうか?

通信が暗号化されているから?

では暗号化はどのように行われているのでしょうか?


サーバ証明書により、接続先の正当性が証明されている、という答えもあるかもしれません。

では、なぜサーバ証明書があると接続先が正しいと言えるのでしょうか?

どのようにして証明書が発行されるのか、理解していますか?

そもそも、クライアントにとって信頼できる証明書とそうでない証明書はどのように区別しているのでしょうか?


…とまぁ、このように単純な質問一つからも、多くのことを考える余地があります。


私も、なかなか日々の業務でしなければならないなぁと感じていることですが、疑問を持つということは非常に大切だと思います。


「これはこういうものだから」


そう覚えることが必要な時もあるかもしれません。

ですが、付け焼き刃の知識ではいずれ限界が来ます。


ネスペの学習は、そんな「なぜ?」を追求していく訓練にはもってこいの試験だと思います。


是非、日々の学習、業務でもそこを意識していきたいものです。


情報処理試験まで後94日…